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進まないキュッシュレス化 日本人の現金主義は変わるのか

日常の買い物でクレジットカードや電子マネーを使用している人はそれほど多くなく、現金で支払う人が多いためにレジで待たされる事は多いものです。

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電子マネーやクレジットカードでの決済が当たり前になっている人にとっては迷惑なものであり、キャッシュレスでの決済はメリットが多いため、現金決済は勿体無いことをしていると感じるものです。

 

「未来投資戦略2018」によれば、2017年のキャッシュレス決済比率は21.0%であり、まだまだキャッシュレス化は進んでいないのが現状です。

政府は今後10年間でキャッシュレス決済比率を倍増し4割程度とすることを目指すようだが、果たして脱現金主義は進むのだろうか。

 

都市部であれば交通系電子マネーは普及していて、ほとんどの人が持っているのではないでしょうか。

切符を買うよりも数円安く、事前にチャージしておくだけでスムーズに改札を通ることができるため、現在では切符を買う人の方が圧倒的に少ない印象です。

しかし、コンビニでの買い物となると事情が異なります。

なぜか現金で支払う人が多く、もたもた小銭を探して会計に時間がかかってしまうため、後ろに並ぶ客にとっては迷惑なのである。

なぜ交通機関を利用する時と同様に電子マネーで決済しないのだろうかといつも思います。

 

なぜ日本ではキャッシュレス化が進まないのでしょうか。

キャッシュレスのメリットについて整理した上で、脱現金主義が進まない理由について考察します。

 

ある調査では、キャッシュレス社会になった方がよいと考える人とそうでない人の割合はそれぞれ約50%程度で、若干後者の方が多いようです。

現金主義の人がキャッシュレス化に反対する理由として、「浪費しそうだから」「お金の感覚がマヒしそうだから」「お金のありがたみがなくなりそうだから」といった理由を挙げるようです。

この理由について考えてみましょう。

上記の理由を挙げる人は、普段物を買うときに必要性を判断し値段を確認して買っているのでしょうか。

必要性を判断した上で値段を確認し、その金額を支払う価値があることを確認して買っている人は問題ないでしょう。

現金決済の人は、会計の際には財布から現金が減っていくために「使い過ぎた」という感覚を一時的に覚えるのですが、結局使った分をまた補充して同じように使うだけではないでしょうか。

結局のところ、現金主義が浪費を防ぐということには繋がらないのではないかと考えます。

必要最低限度の現金しか持ち歩かないようにして、強制的に無駄な買い物が出来ない状況にするのであれば話は別ですが。

浪費しない人は決済の方法が現金であれクレジットカードや電子マネーであれ、無駄な買い物をしません。

必要な物やサービスが適切な価格で提供されている場合には消費行動を起こすという考えを持つことが浪費を防ぐことに繋がるのではないでしょうか。

 

現金主義の人は度々現金が足りなくなってATMから引き出していますが、この際に支払う手数料が積み重なると大きな金額になります。

浪費しないために少ない現金しか入れていないという人は、結局ATMを利用する回数が多く、この手数料の分浪費していることになります。

キャッシュレスにすると、この手数料の支払いが無い点やATMから現金を引き出す手間や時間のロスを抑えられる(結構並ぶこともありますよね)という点で大きなメリットがあります。

 

このような現金主義のデメリットと、クレジットカードや電子マネーを使用することには様々なメリットがあるということを理解すると考えが変わるでしょうか。

クレジットカードや電子マネー決済のメリットとして、ポイントが付与されるという点が一番大きなメリットです。

楽天カードを使えば、付与されたポイントをEdyという電子マネーに交換して使用することができます。

ポイントはお金であると考えていいのです。

ポイント還元率や使いやすさを考えて、自分に適したものを持つとよいでしょう。

個人的なオススメは楽天カードとEdyですが、メリットについてこちらの記事で解説しています。

最近はQRコード決済も可能になり、その中でもSuicaのチャージが可能になる予定の楽天ペイが最もお得になると考えられます。

 

関連記事

【キャッシュレス決済】楽天ユーザーには楽天ペイが勧められる

 

楽天カードとEdyで脱現金主義へ 賢く利用し多くのメリットを享受しよう

 

浪費癖がある人は使用履歴を確認して過去の消費を見返すことで、お金の使い方を考えることもできます。

キャッシュレスであれば、レジで小銭を探してモタモタして後ろの人からプレッシャーをかけられることもありませんし、汚れた紙幣や硬貨を触って手指を汚染することもありません。

 

このようにキャッシュレスは多くのメリットがあります。

キャッシュレス派の人はこれらのメリットを理解し賢く活用しているのでしょう。

JCBの調査で、キャッシュレス派は現金派よりも貯蓄増加額が2.7倍多いということがわかりました。

これに関しては、キャッシュレス派の方がお金に関心があるため資産を増やすための情報を多く持っていたり、日頃から節約する意識が高いなどの点を考慮すると単純に現金主義を脱してキャッシュレスにすることでこれだけの差がつくわけではないと考えますが、お金が貯まる人は日頃から無駄遣いをしないよう気を付けていて、必要な物や価値あるサービスに対して支出をするという考えを持っているのではなすでしょうか。

賢く資産形成を行うためにも、日頃の支出を見直して投資をするための資金を捻出することが重要です。

クレジットカードや電子マネーを使っていない方は検討してもよいのではないでしょうか。

 

しかし、クレジットカードや電子マネーを使用すると、手数料がかかってしまいます。

消費者は一括で支払えば手数料はかかりませんから、必ず一括で支払いましょう。

分割やリボ払いでは手数料の支払いが生じるため、基本的にお勧めしません。

リボ払いは多くのクレジットカード会社で年利15%(利息制限法の定めによる元金100万円以上の上限金利)となっているため、始めてしまうと抜け出せなくなってしまう恐れがあります。

店側も手数料を負担することになりますが、これは店のジャンル等によって異なるもので概ね数%です。

加盟店が負担すべき手数料を消費者に負担させることは規約に反するために行われていませんが、もしそのようなケースがあればクレジットカード会社に報告しましょう。

店側にとっては手数料の負担は大きいですが、それ以上にメリットがあるからこそ導入されています。

客単価が上がる、客数が増える等のメリットがありますが、外国人観光客を大きく増やすことできるという点も今後は特に重要なポイントになります。

消費者にとっても店にとってもメリットがあるため、賢く活用したいものです。

 

ただし、キャッシュレスの欠点として、災害時やシステム障害が生じた場合には使用できなくなってしまうという問題点があります。

このようなイレギュラーな事態に備えて一定額の現金を持っておくことも重要です。

 

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消費税増税による経済の冷え込みとお役所仕事の尻拭いをさせられる弱者

 

 

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ソフィ

年齢 : 20代半ば 職業 : 病院勤務の薬剤師 (2018年現在)

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