時給4000円、年収800万以上多数 家賃会社負担 薬剤師の住居付き派遣の世界とは

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2023年現在、SNSを見ていると、派遣薬剤師に興味のある方が増えてきていることがわかります。

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派遣の中でも、住居付き派遣は税制面でもメリットが大きく、大変魅力的です。

今回は住居付き派遣について解説します。

 

住居は基本的にレ〇パレス

 

住居付き派遣の住居とは、基本的にはレ〇パレスです。

マンスリーマンションで最も安価なのがレオ〇レスであるため、そうなるケースが大部分です。

レ〇パレスの物件が無いような僻地等ではホテルや派遣先が所有する物件、職員寮等に居住するケースもあります。

レ〇パレスの物件は9割以上がレ〇パレスと言われてイメージするようなハズレ物件です。

貧乏学生でも敬遠するような物件が大部分ですが、比較的新しい物件では一般的な賃貸物件と比べてそこまで劣らない物件もあるため、私は求人と一緒に物件も調べて問題ない物件の希望を出しています。

 

家賃無料 水道光熱費が会社負担になる場合も

 

レ〇パレスには賃貸契約と短期プランがあり、多くの企業は安い賃貸プランで契約するケースが多いです。

賃貸契約であれば、契約更新の際は引き続き入居できるため、途中で引っ越ししなければならないということは基本的にありません。

賃貸契約での鍵交換費等の初期費用や家賃は派遣先負担となるため、住居のコストを抑えることができるのが住居付き派遣の魅力です。

法人契約で派遣先又は派遣元の派遣会社が契約するため、手続き等の負担はほとんどありません。

最近ではスマートロック等の電子キーへの切り替えが進んでおり、レ〇パレスの店舗での鍵の受け取り不要なケースが増えており、昔に比べて負担が軽減されています。

 

光熱費が会社負担のケースもありますが、賃貸プランであれば法人契約限定ですが、水道光熱費が定額になるオプションがあるため、派遣先がこのオプションの費用を負担するかどうかの問題です。

このオプションも契約していれば、すぐに水道、電気、ガスが使用できる状態になっており、ガス会社の作業時の立会いも不要です。

 

水道光熱費が自己負担となっている場合、水道や電気、ガスの契約は派遣会社側で代行してくれますが、ガスの使用開始時には立ち合いが必要になるため、少し負担になります。

 

短期プランで契約している場合には、ホテル替わりと考えると分かりやすいです。

水道光熱費も込みのプランですが、賃貸契約に比べて料金が高いため、あまり利用している企業は多くないと思います。

契約時に何月何日までの入居と決めてしまうため、他の誰かがその後に契約してしまった場合、派遣先の契約が更新になっても住居の更新ができなくなってしまうケースがあります。

その場合は別の空いている物件への引っ越しが必要になるため面倒です。

 

税制面でのメリット

 

一般的な会社員であれば、住居手当や社宅等が住居関係の経済的負担を減らすための制度として用意されているケースが多いかと思います。

しかし、住居手当は全額課税対象になり、報酬にも含まれるため社会保険料も上がってしまいます。

年収が高い方だと半分ちょっとしか手元に残りませんのでそこまで負担軽減にはなりません。

社宅では一部天引きされるケースがほとんどであり、住居手当に比べると大きく経済的な負担は軽減されますが、やはり多少の負担はあります。

 

住居付き派遣の場合、住居費用は全額派遣先の負担となり、家賃の負担は一切ありませんし、課税もされません。

水道光熱費は、一般的には会社負担にはできず、その費用を会社が負担する場合は全て課税対象になってしまいます。

光熱費の分は給料を払っているのと同じとみなされてしまうからです。

しかし、住居付き派遣の場合は水道光熱費も課税対象になりません。

 

家賃+水道光熱費に相当する手取りを手にするためには、どれだけ稼がなければならないか考えてみてください。

年収が高ければ所得税率は20%以上、住民税10%、社会保険料が15%程度・・・

電気代やガス代が高騰している現在、年収100万以上を軽く超える価値があります。

地方であれば高いプロパンガスのケースが多いため、水道料金も高ければ、家賃+水道光熱費で100万円近くかかるケースもあるかもしれません。

これだけの経済的メリットがあるのは非常に大きいです。

 

時給4000円以上の案件多数

 

肝心の時給に関してですが、地方の住居付き派遣であれば、時給4000円以上の案件は多数あります。

昔は時給5000円以上もあったようですが、2023年現在は高くても4500円をやや上回る程度です。

そこまで高時給の案件はかなり限られているので、基本的には高くて時給4200~4300円と考えておいた方がいいと思います。

派遣料金が6000円/hを超えるケースは極めて少ないため、これが現実的な数字です。

年収が高いと税負担も大きくなるため、住居関係で手取りを減らさなくていいという大きなメリットを享受しながら、そこそこの時給で働くことができればいいのではないでしょうか。

 

旅人感覚で様々な地域を転々とできる

 

地方の派遣薬剤師は旅人とか渡り鳥等と言われることがありますが、短いスパンで各地を転々とすることができるのも魅力の1つです。

私は多いと年5回も引っ越します。

契約が2~3ヶ月のケースが多いので、更新せずに様々な地域に行き、様々な保険薬局を見ることができます。

引っ越しが多いのは大変なので、これをデメリットと感じる方は多いでしょうから、このような点も考慮した上で住居付き派遣をやるかどうか考えるべきでしょう。

派遣薬剤師本人が契約更新を望み、現場で働く社員も更新を望んでいたとしても、中途採用が決まったとか予算の関係等の様々な事情で切られてしまうケースはよくあるため、結果的に何度も引っ越しをしなければならないケースがあることは理解しておくべきです。

 

住居付きの派遣求人で高時給の派遣会社

 

関連記事では、薬剤師の派遣求人が豊富で時給を高めに出す派遣会社を3社厳選して紹介していますので、参考にしてください。

 

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