ふるさと納税で賢く節税 楽天市場利用で実質的に儲けが出る

ふるさと納税という制度はわざわざ解説する必要性が無いほど浸透している制度です。

限度額の範囲内であれば、寄付をした分から2,000円を差し引いた分は控除されるということはよく知られています。

つまり、2,000円の負担であらゆる豪華な返礼品を手に入れることができるという制度です。

ふるさと納税のサイトはいくつか存在し、通販感覚で手軽に選ぶことができるため広く浸透しています。

ワンストップ特例制度もあり、年間で寄付する自治体の合計が5つ以内ならば確定申告不要であるため、大きな負担にならないのも魅力の1つです。

しかし、自己負担2,000円どころかむしろ実質プラスにした上で返礼品を手に入れる方法があることをご存知だろうか。

 

それは、楽天市場でふるさと納税をすることです。

楽天市場では、通常のショッピングと同様にポイントが付与されます。

通常ポイントは1%付与されますが、SPU(スーパーポイントアップ)プログラムという仕組みがあり、条件をクリアするとさらにポイントが付与されます。

楽天カード利用で+2倍(プレミアム、ゴールドはさらに+2倍)、楽天市場アプリ利用で+1倍等があり、最大で15倍となります。

さらに、5の倍数の日(5日、10日、15日、20日、25日、30日)は楽天カード利用でさらに+2倍となります(エントリーが必要)。

楽天イーグルス、ヴィッセル神戸、FCバルセロナのいずれかが勝った翌日は全ショップポイント2倍となり、W勝利で全ショップポイント3倍に、トリプル勝利で全ショップポイント4倍となります(エントリーが必要)。

楽天スーパーセールやお買い物マラソンの開催期間にはさらにポイントが付与されます。

エントリーが必要な場合にはエントリーをしないとポイントが付与されないので注意しましょう。

付与されるポイント数に上限が設けられている場合があるので、その条件についてもよく確認しましょう。

付与されるポイントは通常の1%を除いて期間限定ポイントという有効期限のあるポイントである点にも注意が必要です。

街での買い物でも使用できるので、必ず期限内に使用しましょう。

通常ポイントに期限はなく、Edyという電子マネーに交換可能です。

Edyは、ほとんどのコンビニで決済可能で、ポイントをEdyに交換する時期によってはエントリーをすることで交換したポイントの2%がEdyに付与されます。

 

このように、適切な時期に上手くふるさと納税をすると2,000円分以上のポイントが手に入ります。

ポイントは実質的にお金とみなすことができ、楽天市場を活用すると実質的に少しの儲けを出しながら返礼品を手に入れることができます。

積極的に活用し、賢く節税しましょう。

楽天カードを活用するとかなりお得に利用できますが、楽天カードは優良なクレジットカードなので持っていない方は検討してもよいでしょう。

楽天カードについてはこちらの記事て詳しく解説しています。

 

楽天カードとEdyで脱現金主義へ 賢く利用しメリットを享受しよう

 

下記のテキストをクリックすると楽天市場のふるさと納税のページを表示します。

 

楽天市場 ふるさと納税のページへ

20代の半数が転職を考えているという事実 数十年先を見越した判断を

転職サービス「DODA」の調査によると、20代のおよそ半数が転職を考えているようです。

実際には、3年以内の離職率は30年前から3割前後で推移しています。

最近の若者はゆとり世代だからすぐに辞めるというわけではなく、ずっと昔から離職率は大きく変わっていません。

 

よく「3年」を目安に考える方が多いようですが、3年の根拠は何なのでしょう。

「石の上にも三年」という諺がありますが、あくまで3年は比喩表現であり、長い間辛抱すれば、いつかは成し遂げられるという意味です。

「3年は我慢しないと」と考える方は多いのですが、果たしてそうなのでしょうか。

 

転職を考える理由は様々ですが、簡単に言えばミスマッチです。

エントリーする段階で得られる情報が限られており、いざ入ってみたら「こんなはずではなかった」と思い、やがて離れていってしまうのです。

情報公開が適切に行われていないのが根本的な要因であると考えられます。

 

まずは求人票。

お金を稼ぐために働くのですから、給与に関する情報は最も重要です。

しかし、多くの求人票では詳細に開示されていないのが現状です。

休日などのその他の条件や時間外労働の実態もわかりません。

求人票からは具体的な内容がわからず、かといって詳細に聞くと印象が悪くなってしまうため聞くことができない。

結果的に、「年収がこんなに低いとは思わなかった」とか「休みが少ない」、「残業が多すぎる」などの待遇面や労働条件でのミスマッチが生じて離職することになります。

負の側面も含めて詳細に情報を開示することで防ぐことができるのですが、離職率の高い状態がずっと長い間続いているにもかかわらず、一向に改善されることはありません。

もはや総じて学習能力が無いと言わざるを得ない状況です。

給与の詳細や休日について聞いてしまうと、「こいつは金のことしか考えてない」とか「休むことしか考えていない」と思ってしまうその社畜精神は何なのでしょうか。

生きるためにはお金が必要で、生活の質を向上させるために高い給与を求めるのは当然です。

仕事に追われて休日がまともに取れないというのは、何のために生きているのかわかりません。

仕事に押し潰されて毎年何人も死者が出ています。

こんな死に方でいいのですか?

人生仕事だけではありませんから、十分な休暇があり、楽しく豊かに生きる権利があります。

人として当然の権利を求めて何が悪いのでしょうか。

金を求めず、休みもなくただ会社のために働けとでも言いたいのでしょうか。

給与や休日に関して聞いただけで落とすような企業は人としての権利を侵害するブラック企業であると断言できますから、当然入るべき企業ではありません。

このような重要な条件は必ず確認してミスマッチの無いようにしましょう。

労働者は契約に基づいて労働力を提供するだけなので、それ以上を求めるのであれば明らかにブラック企業であると言えます。

社畜精神を要求するような企業に入ったところで、幸せになれるはずがありません。

会社に尽くしたところで特に見返りが無いのが普通です。

尽くした分、相応の見返りがあるのならば社畜精神があってもいいのでしょうが。

 

参考までに、給与の内訳について知ることの重要性についてこちらの記事で解説しています。

初任給には何が含まれる? 基本給とは? 知らないと年収で差がつく 正しい求人票の見方

 

自分のキャリア等の将来性を考えて転職を決断する方も多いでしょう。

決まりきったルーティンの仕事しか与えられず、職能を高めることが難しいため転職を決意するなどのケースです。

現代の若者は何歳まで働くのでしょうか。

70歳は既定路線ですが、半世紀先は75歳、いや、80歳でしょうか。

数十年先にどのような仕事をしていたいのか、どのようなポジションにいたいのかをよく考えて、先を見越して動くという選択は賢いと思います。

ただ労働力を搾取されるだけで何も身に付かないのであれば、ただの社畜にしかなりません。

20代での転職とは違い、30代、40代での転職はある程度能力が求められますから、かなり厳しいものになるでしょう。

能力が養われなければ飼い殺しにされてしまい、社畜人生まっしぐらです。

残るも地獄、出るのも地獄です。

スキルアップを求めての転職を考える方は、自身を客観的に評価でき向上心もあり、先を見越して動くことのできる優秀な方ではないでしょうか。

成長する機会があり、仕事にやりがいを見出せるような環境でなければ、楽な仕事であっても精神的に辛いものがあります。

人が育つ環境でないのであれば、それは立派な転職理由になります。

現在の状況を客観的に見つめ、数十年先の自分のキャリアプランを考え、適切な判断をしましょう。

 

人間関係の問題は転職理由としてかなり多いのですが、こればかりはその中に入らないとわからないものです。

典型的な村社会では人間関係に疲れてしまうものです。

否定的な意見も受け入れる風土がなければ、組織は活性化されず成長しませんし、そこに残るのは残念な社畜のみ。

村社会にいても成長は望めませんし、そこの風土に染まってしまうと一般社会では通用しない人間になってしまいます。

多様な人材を受け入れ、否定的な意見も言える風通しのよい組織であれば、不満を抱き続けることなく仕事に打ち込むことができるでしょう。

 

転職を考える人と考えていない人の差は、使い捨てにされることに気付いている人と、使い捨てにされることに気付いていない人との差でしょうか。

自分の人生ですから、自分の為に生きるという選択をすべきでしょう。

ミスマッチが原因で離職者が相次いでいるにもかかわらず、この状況を改善しようと努力しない学習能力の無い企業に未来はありません。

 

最近では「第二新卒」というワードが登場し、この第二新卒をターゲットとした転職サイトも登場しています。

やはり大手の方がエージェントの質も良く、安心でしょうか。

新しい市場なので何とも言えませんね。

転職の場合、転職サイトに登録することでエージェントに待遇面の交渉をしてもらったり、質問しにくいことを代わりに聞いてもらうことができます。

新卒採用とはやり方が異なりますが、転職サイトを活用することでかなり楽に転職活動を進めることができます。

転職を検討されている方は複数の転職サイトに登録することをお勧めします。

組織において出世する人とは 体育会系は30代で足踏みし先へ進めない

係長になるまでは早かったが、そこから課長にはなれなかった或いはかなりの時間を要してしまった人もいれば、係長になるまで時間がかかってしまったが、そこから課長、次長、部長と順調に昇進した人もいます。

この2つのケースでは、どのような違いがあるのでしょうか。

 

まず理解しなければならない点は、係長以下のプレイヤーと課長以上のマネジメントをする人は役割が違うということです。

役割が違うということを理解できない人は、課長以上になることは難しいでしょう。

昔のような年功序列が崩壊しつつある現代において、ポストが少なく50代の平社員も多いこのご時勢では特に。

 

係長以下はプレイヤーであり、上からの命令に従い業務を行う、評価される立場です。

プレイヤーであるため、やはり体育会系は強い。

体育会系のプレイヤー(兵隊)としての優秀さについてはこちらの記事で解説しています。

 

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一方で、課長はプレイヤー兼マネージャーです。

自分のプレイヤーとしての仕事をこなすのはもちろんですが、自分の部署のマネジメントが仕事になります。

組織としての目標を達成するために、人や物、金、情報といった経営資源を管理し、効率良く動かすことで結果を出さなければなりません。

人を見る目が養われていなければ、人を適材適所に配置することや部下を育成することはできませんし、適切に評価することもできません。

物事の分別があり、正しい判断をする能力があり、人にわかりやすく説明し納得させる能力がなければ部下はついてきません。

求められる能力が係長以下とはこれだけ違うのです。

体育会系のような何も考えずただ「ハイ」と返事をして上司の命令に忠実に動くだけで、部下には意見することを許さず絶対的な存在であろうとする人種では務まらない役割です。

部下からの人望はなく、創造性が低く、考える能力がないために問題解決能力も著しく低い。

やはり体育会系の人にマネジメントはできません。

体育会系は30代が限界でしょう。

そこから先は人の上に立つ者として、人間の本質が問われてきます。

体育会系のデメリットについてはこちらの記事で解説しています。

 

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役割が違えば、求められる能力も違います。

将来的にマネジメントをしたいという意思があるのならば、若い頃からその意識を持った方がよいでしょう。

いきなり管理職になって、何をどうしたらよいのかわからずに困ってしまうというケースは多いのですが、将来的にマネジメントをするための準備をキャリアの浅い段階から少しずつしていけばスムーズに移行できます。

現代の若者は出世を望まない傾向にあり、この状況をチャンスと捉えて準備をしていけば、将来的にそのポジションを手に入れることができるかもしれません。

学校の先生の言う事は聞くな! 学校と社会での評価のギャップ

学校の教員の言う事なんか聞かない方がいい。

それはなぜか。

 

学校での評価は単に結果とリンクするものではなく、プロセス評価が大きなウェイトを占めるため、実力と評価が大きく乖離するケースが多いものです。

絶対評価ではなく、教員の主観が大きく反映されるために適切な評価が出来ていないのが現状です。

 

社会に出てからの評価は結果が全てです。

どれほど努力しても結果を出さなければ意味がありません。

一方で学校での評価はプロセス評価が大きなウェイトを占めるため、試験の結果も大きく反映されるのですが、授業中の発現、態度、宿題をやったかどうか、ノートを取っているか、教員への媚売り等の影響が大きく、社会に出てからの評価方法とギャップが大きいのです。

 

そのため、学校で高い評価を獲得しようと無駄な努力をしてきた人は、それほど実力が伴っていないにもかかわらず高く評価されるものの、社会に出てからは実力不足が露呈し評価されないという事態を招いてしまいます。

 

授業をしっかり受けて一字一句間違えずにノートを取る事に意味があるのでしょうか。

確かに、授業や講義がわかりやすく理解の促進に繋がる有用なツールであれば活用すべきでしょう。

しかし、下手でわかりにくく、つまらない授業や講義を受けることに意味があるのでしょうか。

駄目な講義を受けても駄目になるだけではないでしょうか。

勉強は自分でするものであって、無理に人から教わるものではありません。

授業や講義が有用なツールではないのであれば、別に受けなくてもよいのではないでしょうか。

ある進学校の授業風景を紹介すると、わかりやすく教えてくれる先生の授業はしっかり受けているのですが、わかりにくくつまらない先生の授業では寝ている生徒も多く、起きていても授業は聴かずに自分で勉強しているものです。

高校では出席に厳しいためとりあえず教室にいるのですが、大学では露骨に教室内の人口が減少します。

 

頭のいい人には終着点が見えていて、ただ漫然とつまらない授業を真面目に受けて先生から評価されることよりももっと重要なことが何かがわかっています。

最終的に出来るようになることです。

試験で点数を取ること、つまり出来るようになることです。

媚を売って頑張ってるアピールをすることがムダだということがわかっています。

努力の方向性を間違えてしまうと、むしろマイナスになることもあるということを理解すべきです。

現在の教育現場では、本質を理解している優秀な学生が高く評価されず、実力のないムダな努力をしている学生が高く評価されてしまうという客観性の乏しい評価制度が用いられ、生産性の低い学生を社会に送り出していく仕組みとなっていることは大変残念なことです。

 

余談ですが、小学生の算数の授業であまりにも無駄なことを強要する教員がいたのを思い出しました。

分数の分母と分子の間の横線(括線)を定規で引かないと怒るバカな教員がいました。

さらに意味がわからないのですが、マイナスやプラス、イコール等の記号は定規を使わなくてもよいという理解不能な拘り。

子供が何を言っても無意味なので、親にクレームつけてもらえば良かったと後悔しています。

当然のことながら、その教えは何の役にも立っていません。

教員という独裁者は、優秀な学生の足を引っ張る行為をすぐにやめるべきです。

 

高校入試では、試験の点数だけではなく中学校での成績も加味した総合評価になるため、日頃から教員への媚売りや無駄な頑張ってるアピールが必要になるようですが、中学校での成績が悪くても入試本番での点数が高ければ合格しますから、その後の事を考えても実力を高めることの方が重要です。

最終的なゴールは何なのかを考えましょう。

学校で高い評価を獲得できればそれでよいのか、それとも社会に出てから実力を発揮して高い評価を獲得していくのか。

 

ただ人の言う事を聞いてその通りに動くだけの人生は頭を使わなくていいため楽ですが、これからの時代、そのような人はAI(人口知能)によって淘汰されていくことでしょう。

 

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教育現場では教員の不祥事、不適切な指導等が相次ぎ、連日報道されています。

これは最近になって表面化してきているだけで、昔から存在していた問題です。

なぜ昔は問題にならなかったのに、現代では問題とされるのでしょうか。

 

その要因の一つに、保護者の学識の向上が挙げられるのではないでしょうか。

昔は地域に大学を卒業した人は学校の教員くらいしかいなかったものです。

そのため、学校の先生は学識があり偉いのだから、「先生の言う事はちゃんと聞きなさい」と子供に教えていた保護者も多かったのです。

しかし、今は大卒の保護者も多く学校でのあらゆる問題について考え、問題点があれば指摘するようになってきています。

子供の人権を守るため、社会全体として教育現場に厳しい視線が向けられていることも要因ですが、これらの要因があり教育現場のあらゆる問題点が表面化してきたのではないかと考えられます。

 

学校という閉鎖的な空間において、子供にとって先生は数少ない大人であり特別な存在です。

体も小さく知識も乏しい、経験もない、考える力もない子供にとって先生は絶対的な存在であり逆らえないものです。

教員の多くは学校という世界以外を知らない世間知らずな人種です。

そうではない素晴らしい先生方も多くいらっしゃいますが、そのような残念な教員が多い印象を受けます。

社会経験がほとんど無いまま先生になってしまえば、先生はあまり他の教員からの干渉を受けずにそのまま過ごしていくことになり、自分の至らない点に気付くことなく年を取っていきます。

結果的に誤った考えを子供に押し付け、不適切な指導を重ねてしまい、多くの子供がその被害を被ってしまいます。

このような被害を防ぐために、学識のある保護者の教育現場への介入が必要であり、教員に対して適切に指導し正しい教育が行われるよう監視する役割を担う保護者が求められます。

子供が何を言っても無駄であるため、保護者が対応しなければならないのです。

子供がしっかり保護者に報告できるようにするためにも、物事を批判的に吟味する姿勢を身に付けさせたいものです。

 

理不尽な要求をする保護者は明らかにモンスターですが、教育内容を監視し、適切に指導をする保護者はモンスターではありません。

教員側にとっては、自分の指導に対してクレームをつけるモンスターのように思われるかもしれませんが、教育の結果が子供の人生に大きく影響を与えるため極めて重大であるという認識を持っていただきたいものです。

 

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今回は体育会系のデメリットについて解説します。

関連する記事として、体育会系が就職に有利な理由について解説している記事がありますのでご覧ください。

 

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体育会系の人にとっては上司、先輩は絶対的な存在であり、どれほど理不尽で間違っていることでも決して意見することなく忠実に命令に従います。

言い換えれば何も考えていないということです。

何も考えることなく、指示されたことしかできないということです。

そもそも、おかしな命令が下されるのは命令した者に問題があるからです。

なぜこのような無能な人間が出世しているでしょうか。

それは、年功序列の組織において、あらゆる理不尽に耐えて生き残った人間が空いたポストに収まっただけにすぎないからです。

何も考える頭の無い無能な人間が下す命令は合理性に欠けるものです。

つまり、体育会系の組織では優秀な人材が育つことはありません。

無能な上司は人を育てることはできませんし、意見が言えない環境ならば部下は何も考えません。

考える力のある優秀な人材はすぐにこのような組織からは離れていってしまいますから、無能な人間しか残りません。

やはり体育会系の組織からは何も生まれません。

 

体育会系の場合、自分より上の人間の存在は邪魔なものですが、下の人間がいると都合がいいものです。

今度は自分が絶対的な存在になります。

面倒な雑用を全て部下に押し付けて自分は楽をすることだって出来ます。

それでも部下は文句を言いませんから、部下は自分が楽をするために存在する都合のよい兵隊であるという勘違いをする上司もいます。

体育会系の組織で生き残った人は、自分があらゆる理不尽に耐えて出世したのだから、当然のように自分が上司にされたことと同じような理不尽を部下に強いるものです。

このような負の連鎖は断ち切られることなく、代々受け継がれていきます。

 

体育会系の人は自分の考えが絶対であるため、頭が固く、融通が利かないものです。

部下の意見は一切聞き入れず、間違っている考えを平気で押し付けるのです。

かつての教育現場では、運動して大量に汗をかいても水分補給が認めないというバカみたいな考えが罷り通っていました。

今では積極的な水分補給が勧められていますが、これは命を落とす可能性のある重大な問題です。

無能な部活の顧問や先輩のバカ丸出しの指示に従わざるを得ないために多くの被害者が出てしまいました。

体育会系の方は、下手したら命を落としていた可能性があったということを重く受け止めるべきです。

生きているのは単に運が良かっただけかもしれません。

何人もの死者を出してようやく考えを改めるに至ったのです。

死人が出なければ考えを改めることが出来ないというのは無能と言わざるを得ません。

命にかかわる重大なことさえ意見できなかったのですから、明らかに体育会系の考えは間違っているのです。

間違っていることは間違っていると指摘できなければ、このような悲劇は繰り返されてしまいます。

今は誰もが情報を発信できる時代です。

無能な指導者の暴挙については証拠を押さえてネット上に公開して断罪し、徹底的に追い詰めてやるという姿勢で臨むべきです。

自分の身は自分で守りましょう。

日大アメフト部のタックル問題はいい教訓になったのではないでしょうか。

独裁者の暴挙が世間に広く知られてしまうと、その独裁者は途端に力を失うものです。

 

「グラウンド100周走れ」と言われて「ハイ」と返事をして走ることが正しいと思いますか。

多くの方は疑問に思い、説明を求める人もいることでしょう。

しかし、体育会系の考えでは合理的な説明を求めてはいけません。

返事は「はい」意外ありません。

今年7月大津市の中学生が部活動でランニング80周するよう命じられ熱中症で倒れたという事例があります。

これが正しい教育なのでしょうか。

教育現場では間違った教育が散見され、目に余るものがあります。

この問題についてはこちらの記事で解説しています。

 

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話を戻しますが、体育会系の考えは自分の身を滅ぼすことになるということを覚えておきましょう。

明らかな法令違反であるにもかかわらず、実行するよう命令されてしまった場合、あなたはどうしますか。

捜査のメスが入ってしまえば、上司は関与を否定し、実行犯であるあなたに全ての責任を押し付けるかもしれません。

あなたは自分のキャリアを終わらせる選択を迫られるかもしれません。

自分の身は自分で守るしかありませんから、どのように行動すべきかよく考えましょう。

そしてそのような不正は組織を潰すことにもなります。

まさしく日大アメフト部のタックル問題です。

 

そもそも、上司、先輩はなぜ尊敬されるのでしょうか。

それは、経験に裏付けられた実力があるからではないでしょうか。

一般に、実力が無いくせにただ偉そうに命令しているだけの無能な人は軽蔑されるはずです。

 

ただ努力することに意味があると思いますか。

努力する姿勢し素晴らしいのですが、方向性を誤ってはいけません。

無駄に遅くまで残って仕事をするのは生産性が低く、間違った努力といえます。

根性云々ではなく、頭を使って効率良く仕事をし、生産性を高めて公私共に充実させるのが賢い考え方です。

部活においても無駄な努力はしない方が賢明です。

方向性を誤った努力は成長するどころか体を壊し、場合によっては命を落とす危険性があります。

正しいやり方を考え、実践していくことに意味があり、ただ指導者や先輩の命令通りに動くような軍隊式の教育では教育の体を成さないのです。

体育会系はなぜ就職に有利なのか 兵隊としては優秀な体育会系

体育会系は就職に有利であるという話はよく耳にするのではないでしょうか。

そして、面接の際に学生の頃の部活動について質問された経験を持つ方は多いのではないでしょうか。

今回は体育会系がなぜ就職に有利なのか解説します。

 

体育会系の人は厳しい部活で鍛えられていますから、やはり体力があります。

そして根性があります。

キツイ仕事でも根性があって投げ出すことなく、体力があるから長時間労働にも耐えられる。

まさしく優秀な兵隊です。

 

それだけではありません。

体育会系と言えば上下関係の厳しさ。

ある高校では1年生は奴隷、2年生は平民、3年生は神様だそうです。

それだけ厳しい縦社会では先輩、上司に忠実であり、どのような理不尽な命令にも「はい」以外の返事はなく、余計なことは考えずに従います。

疑問に思うこともなく、意見することもなく、上官の命令には絶対服従。

長時間の時間外労働を強いられても、上司が残業代をつけないよう指示すれば残業代の請求はせず、無償で奉仕してくれる兵隊もいます。

非常に優秀な兵隊ですね。

社畜精神の塊です。

過酷な労働環境の中で兵隊が潰れても、新たに兵隊を補充すればいいだけです。

使い捨ての優秀な労働力との考えを持つ人もいるのではないでしょうか。

 

上司が部下は自分にとって都合のよい存在であり、兵隊としての使い勝手の良さしか求めないのであれば、このような人材を求めるのでしょう。

体育会系の人は自分より下の人間に対して自分は絶対的な存在であり、意見など求めません。

組織の意味不明な伝統やしきたり、風土について一切疑問を持つことなく、上司の命令に忠実に従う優秀な兵隊は組織にとって都合がよいのです。

知能レベルの高い、考える力のある有能な人材は邪魔な存在でしかないのでしょう。

 

未だにこのような体育会系の組織は数多く存在するのですが、時代とともに変わりつつあります。

体育会系を嫌う考えは拡がりを見せ、体育会系のあらゆる問題点が表面化してきています。

今年は日大アメフト部の悪質タックル問題が大きく話題になりました。

一流のアスリートが指導者からのパワハラを告発する会見を行い、メディアがパワハラを断罪する事例も数件ありました。

体育会系の体質、指導者という名の独裁者がいかに害を与える人種であるのか、こちらの記事で解説しています。

 

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どのような組織に属するか、選ぶ権利があります。

自分を安売りすることなく、抑圧されることなく自分の能力を発揮できるような組織で働きたいものです。

初任給には何が含まれる?基本給とは?知らないと年収で差がつく 正しい求人票の見方

就職活動をされている方、転職を考えている方は正しい求人票の見方を理解しているだろうか。

初任給○○万円、この意味を理解しているだろうか。

基本給が重要である理由を理解しているだろうか。

 

基本給とは賃金のベースとなるものであり、単価(バイトでいう時給)や賞与はこの基本給を基に決まるものです。

そのため基本給が重要であり、基本給が安く手当が多い場合には単価が安いため残業代が安くなり、賞与も低くなります。

賞与は一般的に基本給の何ヶ月分という計算ですから、やはり基本給が重要です。

基本給の他に役職手当や資格手当、地域手当などが単価や賞与に影響する場合があるので、確認しましょう。

また、退職金も基本給が基になり決まるものです。

 

調剤薬局の薬剤師の場合を例に説明すると、基本給18万円、資格(薬剤師)手当7万円といったケースで、単価や賞与の算定に資格手当も含まれるならばよいのですが、資格手当が含まれない場合には単価も賞与も安くなります。

かなり重要なポイントですから、よく確認しましょう。

 

次に初任給について説明します。

初任給=基本給と勘違いしている方も多いと聞きますが、一般的に初任給とは基本給と諸々の手当てを合算した額です。

そのため、その内訳を確認しておかなければ、後から後悔することになります。

見かけの数字に惑わされることなく、しっかりと内訳を確認しましょう。

基本給を低く抑えて手当が多いケースと、手当はほとんどないが基本給が高いケースではどちらの年収が多くなるか、これまでの解説を理解していればわかるはずです。

 

さらに新社会人になる方が理解しておくべきなのは、この初任給が全て自分のものになるわけではないということです。

税金がかかるというのはわかっているのでしょうが、税金よりもずっと高いものがあります。

それは社会保険料です。

この社会保険料のせいで手取りは思っている以上に安くなってしまいます。

2年目以降昇給したにもかかわらず手取りが減るケースが多いことをご存知だろうか。

これにも社会保険料が関係しますし、住民税の影響も大きいです。

気になる方はこちらの記事を読んでみてください。

 

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厚生労働省が2017年11月に公表した平成29 年賃金構造基本統計調査(初任給)の概況によると、2017年の大卒初任給の平均は206,100円で、前年比1.3%増です。

これは基本給の他、各種手当を含めたものであり、実際に手元に残る金額(手取り)は条件によりますが17万円程度になります。

1年目の場合は社会保険料(15%弱)と所得税が天引きされ、住民税はまだ天引きされません。

 

控除されるものの内訳として、税金よりもずっと社会保険料の方が高いということを理解しておきましょう。

この社会保険料に関する解説や、今後公的年金がどのように改悪していくのかなど知っておくべき情報、さらに老後の暮らしを守るための対策について関連記事を示しますので、是非お読みください。

 

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税金よりも高い社会保険料 保険料率18.3%から25.9%へ? 待ち受ける最悪のシナリオとは

社会保険料はどのように決定されるのか 3月~5月の残業に注意

 

1年目はまだ住民税が引かれませんが、その仕組みについて解説します。

住民税は税率が所得によらず一律10%であり、前年の所得に対して課税され、6月から控除されます。

つまり、その年の所得が確定してから翌年に納付となるため、前年の所得がない1年目の社会人はまだ住民税の支払いがないということです。

住民税決定通知書に6月からの各月にいくら納付するのかが書かれていますので、確認してみてください。

住民税はボーナスからは引かれません。

賞与の有無や諸々の条件によって異なるのですが、賞与無しの2年目の社会人の住民税は月々5,000円程度といわれています。

 

2年目の6月以降は住民税が引かれるため、昇給したにもかかわらず手取りが減ってしまうことが多いということを頭に入れておきましょう。

ここからさらに手取りが減っていきます。

9月には社会保険料が上がります。

2年目は業務量が増え、それに伴って残業代が増えるケースが多いのではないでしょうか。

すると、標準報酬月額が上がり9月以降さらに手取りが減ります。

 

3年目になるとさらに住民税の負担が重くなります。

2年目の住民税は1年目の所得に対して課税されたものです。

1年目は4月から12月の9ヶ月分の月給、夏の安いボーナス、冬のボーナス満額の合計が年収であるため、1年目の年収は低いのですが、2年目になると月給が3ヶ月分多くなり、さらに夏のボーナスも満額になります。

つまり、2年目の年収が高くなるため、3年目に引かれる住民税の負担が重くなるということです。

 

このように、社会人となってから手取りは増えるどころか減っていくケースも多いということを念頭に、計画的にお金の使い方を考えることが重要です。