若者の資産形成に有効な制度② つみたてNISA

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今回はiDeCoほどではないものの、税制の面で優遇措置があり、若者の資産形成に有効なつみたてNISAを紹介します。

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NISA(Nippon Individual Savings Account)とは、イギリスのISA(個人貯蓄口座)をモデルとした日本版ISAであり、少額投資非課税制度のことです。

このNISAは2014年1月から始まった個人投資家のための税制優遇制度です。

2023年までの制度で、あと5年程で終了します。

貯蓄から投資への転換を目的としていましたが、条件やルールが難解である点や、損をしているにも関わらず課税される等の落とし穴があり、国の狙い通りに広がらなかった制度です。

NISAは主に若者に利用してもらいたいという狙いがあったのですが、実際には定年を迎えてリタイアした世代が口座を開設していて、高齢者に偏っていたのです。

個人的にはこのNISAはお勧めしません。

オススメはつみたてNISAです。

つみたてNISAは、2018年1月から始まった制度で、特に少額からの長期の積立・分散投資を支援するための非課税制度です。

この制度では、投資信託によって得られた利益に対して20.315%課税されるところ、年間40万円までは非課税となります。

期間は20年間なので、800万円の非課税枠があります。

NISAと違い初心者向きで、対象は投資家の長期的な資産形成に役立つとの審査をクリアし、金融庁が認めた投信だけです。

そのため、ノーロード(販売手数料が無料)であること、信託報酬が低い等の条件をクリアした優良なものが揃っています。

 

ここまでつみたてNISAとiDeCoについて紹介してきました。

両方始めた方が良いと思いますが、収入の関係で両方は難しく、どちらかを始めたいと考える方もいらっしゃることでしょう。

そのような方は、下記の記事を参考にしてください。

 

参考記事

iDeCoとつみたてNISA、どちらを選択すべきか

 

 

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