組織において出世する人とは 体育会系は30代で足踏みし先へ進めない

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係長になるまでは早かったが、そこから課長にはなれなかった或いはかなりの時間を要してしまった人もいれば、係長になるまで時間がかかってしまったが、そこから課長、次長、部長と順調に昇進した人もいます。

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この2つのケースでは、どのような違いがあるのでしょうか。

 

まず理解しなければならない点は、係長以下のプレイヤーと課長以上のマネジメントをする人は役割が違うということです。

役割が違うということを理解できない人は、課長以上になることは難しいでしょう。

昔のような年功序列が崩壊しつつある現代において、ポストが少なく50代の平社員も多いこのご時勢では特に。

 

係長以下はプレイヤーであり、上からの命令に従い業務を行う、評価される立場です。

プレイヤーであるため、やはり体育会系は強い。

体育会系のプレイヤー(兵隊)としての優秀さについてはこちらの記事で解説しています。

 

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一方で、課長はプレイヤー兼マネージャーです。

自分のプレイヤーとしての仕事をこなすのはもちろんですが、自分の部署のマネジメントが仕事になります。

組織としての目標を達成するために、人や物、金、情報といった経営資源を管理し、効率良く動かすことで結果を出さなければなりません。

人を見る目が養われていなければ、人を適材適所に配置することや部下を育成することはできませんし、適切に評価することもできません。

物事の分別があり、正しい判断をする能力があり、人にわかりやすく説明し納得させる能力がなければ部下はついてきません。

求められる能力が係長以下とはこれだけ違うのです。

体育会系のような何も考えずただ「ハイ」と返事をして上司の命令に忠実に動くだけで、部下には意見することを許さず絶対的な存在であろうとする人種では務まらない役割です。

部下からの人望はなく、創造性が低く、考える能力がないために問題解決能力も著しく低い。

やはり体育会系の人にマネジメントはできません。

体育会系は30代が限界でしょう。

そこから先は人の上に立つ者として、人間の本質が問われてきます。

体育会系のデメリットについてはこちらの記事で解説しています。

 

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役割が違えば、求められる能力も違います。

将来的にマネジメントをしたいという意思があるのならば、若い頃からその意識を持った方がよいでしょう。

いきなり管理職になって、何をどうしたらよいのかわからずに困ってしまうというケースは多いのですが、将来的にマネジメントをするための準備をキャリアの浅い段階から少しずつしていけばスムーズに移行できます。

現代の若者は出世を望まない傾向にあり、この状況をチャンスと捉えて準備をしていけば、将来的にそのポジションを手に入れることができるかもしれません。

 

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