体育会系は就職に有利であるという話はよく耳にするのではないでしょうか。
そして、面接の際に学生の頃の部活動について質問された経験を持つ方は多いのではないでしょうか。
今回は体育会系がなぜ就職に有利なのか解説します。
体育会系の人は厳しい部活で鍛えられていますから、やはり体力があります。
そして根性があります。
キツイ仕事でも根性があって投げ出すことなく、体力があるから長時間労働にも耐えられる。
まさしく優秀な兵隊です。
それだけではありません。
体育会系と言えば上下関係の厳しさ。
ある高校では1年生は奴隷、2年生は平民、3年生は神様だそうです。
それだけ厳しい縦社会では先輩、上司に忠実であり、どのような理不尽な命令にも「はい」以外の返事はなく、余計なことは考えずに従います。
疑問に思うこともなく、意見することもなく、上官の命令には絶対服従。
長時間の時間外労働を強いられても、上司が残業代をつけないよう指示すれば残業代の請求はせず、無償で奉仕してくれる兵隊もいます。
非常に優秀な兵隊ですね。
社畜精神の塊です。
過酷な労働環境の中で兵隊が潰れても、新たに兵隊を補充すればいいだけです。
使い捨ての優秀な労働力との考えを持つ人もいるのではないでしょうか。
上司が部下は自分にとって都合のよい存在であり、兵隊としての使い勝手の良さしか求めないのであれば、このような人材を求めるのでしょう。
体育会系の人は自分より下の人間に対して自分は絶対的な存在であり、意見など求めません。
組織の意味不明な伝統やしきたり、風土について一切疑問を持つことなく、上司の命令に忠実に従う優秀な兵隊は組織にとって都合がよいのです。
知能レベルの高い、考える力のある有能な人材は邪魔な存在でしかないのでしょう。
未だにこのような体育会系の組織は数多く存在するのですが、時代とともに変わりつつあります。
体育会系を嫌う考えは拡がりを見せ、体育会系のあらゆる問題点が表面化してきています。
今年は日大アメフト部の悪質タックル問題が大きく話題になりました。
一流のアスリートが指導者からのパワハラを告発する会見を行い、メディアがパワハラを断罪する事例も数件ありました。
体育会系の体質、指導者という名の独裁者がいかに害を与える人種であるのか、こちらの記事で解説しています。
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どのような組織に属するか、選ぶ権利があります。
自分を安売りすることなく、抑圧されることなく自分の能力を発揮できるような組織で働きたいものです。